環境パートナーシップエコサロン

「生命について」
〜遺伝子から見えてくるもの〜

    
日時:平成18年12月13日(水) 18時30分〜20時30分
場所:船橋市市民活動センター
 話題提供者:加藤 賢三氏 (環パちば代表)

 今回のエコサロンでは、環境問題の中心にある、命について、遺伝子から見えてくるものについて、小さな微生物から高等生物までに共通するキーワードの遺伝子から見えてくる生命観などを、講師が経験された事柄について中学生でも高校生にでもわかるように少人数対象に話していただきました。
 いま、持続可能な社会の実現に向けて、私達の生活全般を見直す中で、次世代の子ども達が安全で健康な暮らしができるようにするために、今何とかしなければという使命感?から、手をこまねいていられない状況にあると思います。ここでは、そんな背景から、あまり議論されてきていなかった、「生命について」〜遺伝子から見えてくるもの〜を聞いてみることにしました。「生命について」もう一歩理解が進むと環境のリスクを考える上にも参考になることがわかりました。
 前置きが長くなりましたが、平成18年12月のエコサロンは、講師に加藤賢三氏(環パちば 代表)を招いて行われました。講師は、長年、某国立研究所で生命科学に関わる業務に携わってきました。女子大でも生命科学を担当してきましたが、わかりやすい話をするのは並大抵ではないこと、を感じているようです。
 話の始まりは、地球上での生命の誕生、ガス状のものから生命の基本物質のアミノ酸が作られ、それからたんぱく質、そして核酸(DNAやRNA)ができて、セントラルドグマ(DNA→RNA→たんぱく質)といわれている生命のつながりの仕組みの説明がありました。
 やがて、葉緑体を持つ生き物の誕生により、光合成がおこなわれ、植物が二酸化炭素を吸収し、酸素を発生することにより、オゾン層が形成されます。それにより、強い紫外線の被害が減少し、いろいろな生き物が海中ばかりではなく、地上で成育することが可能となり、原始的な生命から人間にまでの進化の過程を、足早に話が進みました。
 アオコのような原始的な生き物でも人間でも遺伝子はDNA(デオキシリボ核酸)からなり、その基本は4文字の塩基、A(アデニン)、T(チミン)、C(シトシン)、G(グアニン)からなっています。いま流行の鳥インフルエンザウイルス、エイズウイルスなど変異が起こることが、病原性が強くなる原因になっています。
 遺伝子に傷を与えるものは、紫外線、発癌物質、ダイオキシンなどいろいろありますが、それらが発ガンの原因にもなっています。正しくリスクを理解していくことが、必要に思われました。
 継続的にもっと、視覚的な材料を駆使して説明してもらえると、もっとよく理解できたのではと思います。
(文責 広報部)

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