環境パートナーシップエコサロン

「16万人ゴミ拾い」

   
日時:平成19年10月25日(水) 午後6時30分
   会場:船橋女性センター第1会議室
   話題提供:KOUSAKU さん(ベイエフエムDJ)

 環境活動を広げていくときに、より多くの人に参加していただきたいという思いでポスター、チラシなど広報活動をして苦慮している現実があります。一方マスメディアを通しての広報活動は良い効果が現れるときがあります。今回はそのマスメディアでご活躍のKOUSAKUさんに、「16万人ゴミ拾い」について、話題を提供していただきました。
 ベイエフエムDJのKOUSAKUさんの放送からは、環境のことを話すスポーツマンDJというイメージがありました。初めてお会いして、精悍で優しい人と感じました。そのKOUSAKUさんが、「なぜ今ゴミ拾いが必要なのか」、「なぜ16万人なのか」「なにがKOUSAKUさんをその思いにさせるのか」、など知りたいと思いながらお話をお聞きしました。
 KOUSAKUさんは高校時代野球部員として活躍し将来は野球選手になりたいと思っていたそうです。サラリーマンを辞め、音楽を学びたいとイギリスへ短期留学し、そこでイギリスと日本の環境意識の違いにショックを覚えたとのことでした。旅先のスイスではアイガーの雪が溶けて出していたそうで、日本人の旅行者がゴミを落としているのを見て恥ずかしい思いをしたと話されました。また、帰国後コンビニでバイトをしているときに、レジ袋を捨てる大人にビックリしたそうです。
 お子さんと住む浦安市を見たときに、三番瀬、駅前、道路にはポイ捨てゴミがなかなか消えず、ごみ拾いをしていても解決していません。また、限られた人数で拾ってもとても追いつかない現実があります。そこで、浦安市民全員(16万人)でゴミを拾い、今後は、千葉県全域、日本全土、そして世界へと広げて行きたいとの思いで「U-PROJECT」を立ち上げその代表として活動をし、「16万人ゴミ拾い」のイベントを目指し活動をスタートしているとのことでした。
 日本の中では既に、北九州市「市民いっせい・まち美化の日」、松山市「まちをみんなで美しくする日」、大分市「全市いっせい美化デー」と大規模な市民参加型の環境イベントが立ち上がってきています。大分市の人口は約47万人ですが、このイベントに約14万人が参加したそうで、市民約3人に1人はゴミ拾いに参加した事になります。この活動は現在ギネスブックに載っているそうです。
 さて、「16万人ゴミ拾い」のイベントに先駆け、7月に[ZEROCKI’N 07 in 浦安]の環境イベントに共催して、音楽ライブ、お笑いライブ、「不都合な真実」の上映会などを開催し成功裏に収めたとのことです(だより56号掲載)。2008年10月開催予定の「16万人ゴミ拾い」ですが、暫定スケジュールには、実行委員会を組織し、協力市民団体、企業、アーティスト、行政、メディア対策など予定が組み込まれています。今回のエコサロンに参加していただいた「チームGOGO」のチームもKOUSAKUさんのイベントを支える強力なメンバーだそうです。イベント開催に向け交渉など困難なことも待ち受けているようです。KOUSAKUさんの言葉に「1度でもゴミを拾ったことがある人は2度とゴミを捨てなくなる」とあります。市民全員が一つになり、楽しみながら参加できる環境イベント「16万人ゴミ拾い」は、草の根運動から大きな広がりに発展する可能性を感じました。KOUSAKUさんだから出来ると思いがちですが、きっと熱い思いがあれば、私たち市民が地域での活動を広げていく何かを感じました。
 (文責 桑波田)

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